名刺はプロフィール

現代においては、自分のプロフィールを様々なネット上のサービスで公開することが多くなりました。これは、昔の常識から考えれば考えられないことで、今は多くの人が、本来の自分ではなく、ネット上の「自分」として、様々な情報を発信し、様々な主張を行うことができます。個人が個人と繋がっていく、そして点が線になる…そういった社会に私達は住んでいますので、自分のことを表明する機会が増えている、と言えるかもしれません。

しかし、それはあくまでインターネット上のことであり、たとえば私達がどこかの会社に所属していて、自分のことを他社に紹介する時などは、自分が用いるプロフィールは、プライベートで用いるようなプロフィールとは全く異なったものになります。それは良くも悪くも、私達そのものを表している、と言えます。

名刺交換インターネット上で自分のプロフィールを紹介する時は、SNSの昨日やアバターなどに置き換わってそれが公開されますが、仕事上はそういったものを用いません。仕事上で個人情報を交換する最も適切な方法は、『名刺交換』です。このIT化した時代においても、直接交換することのできる名刺は広く用いられており、誰もがそれによって、自分がどのような組織に所属しており、どのような役割を担っているか、という点などをはっきりしておくものとなります。私達はそうすることによって、仕事の多くの人とつながりを持ち、円滑な連絡が行えるようにしています。

 

もしも忘れられてたら…。魅力を引き出す名刺作成。

名刺を渡しているのになかなか自分の事を覚えてもらえない。連絡を頂くことができない。そんな悩みを持つ方は、一度自分の名刺を見直してみてはいかがでしょうか。

名刺は相手に自分のことを覚えてもらう小さなツールのひとつですが、相手にとってはそれが全ての情報になる可能性が大いにあります。通常、今すぐ相手が自分を必要としない場合、名刺は他の名刺の中にうもれていってしまいます。そうなると、自分を必要としてくれるチャンスが来ても、沢山の名刺の中から相手に選んでもらうのは非常に困難になります。しかし、名刺に少し工夫をほどこすだけで、手にしていただく可能性はずっと高くなります。それはデザインや写真、用紙の素材、形などの視覚的なイメージだったり、仕事の内容を記載した文字情報だったりと様々あります。

あなたの名刺は大丈夫ですか。もし不安があるのなら、一度何が足りないのかを見直して、自分の仕事にあった名刺を作成してみてはいかがでしょうか。

 

名刺は顔だからこそ印刷にこだわりたい。

カラフルな印刷、デザインに凝ったもの、いろんな素材、QRコードがついたモノなど、ビジネスの世界で生きていると、それはそれは様々な名刺と出会います。しかし、本当に人に受け入れられる名刺とはどんなものでしょうか。実は、シンプルすぎるほどシンプルなものほど受け入れられるのです。

私が勤めていた会社の社長は、それはそれは名刺にこだわりを持ってらっしゃいました。名刺は会社の顔、だからこそ名刺を変に遊んではいけない。実際に大手企業のトップになればなるほど、名刺は、あまりにもシンプルなものです。日本人だからと縦書きの名刺を拝借した時には、やはり品格のようなものを感じるときもあります。ここで、当時の社長がこだわっていた名刺について何点かお話します。

まずは、情報。情報とは、会社名、氏名、会社の住所、連絡先などです。一番大切なのは氏名なので、氏名は大きく目立つようにします。会社名はできるだけ分かりやすく小さくします。そして、フォント。フォントは明朝体がベスト。行書などにこだわる場合は縦書きにする方が良いです。さらに斜め文字は使わない。ここにこだわりがあります。斜め文字はやはり遊び心につながります。基準は前述したとおり、まじめなモノが良い。紙は、シンプルに白かクリーム色のいわゆる白系ですね。会社の刻印があれば尚品格があがります。会社の顔を汚さないように、良い名刺印刷を心掛けたいですね。